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JPY
Abstract
在宅医療では「チーム医療」が推進されている。薬物治療も同様に薬剤師が多職種と連携することで医療の質の向上や安全性が保たれる。医師,薬剤師が協働して薬物治療を行うために,プロトコルに基づく薬物治療管理(protocol-basedpharmacotherapy management: PBPM)が推奨されている。PBPM を導入するためには,薬剤師と医師とが連携して地域医療における課題を抽出することが必要である。本研究では診療所薬剤師が疑義照会の課題を抽出し,PBPM の提案を行った。また,PBPMを円滑に推進するためにプロトコル作成委員会の設置や地域薬剤師会への説明を行った。今回pilot study として,ドクターゴン鎌倉診療所で五つのプロトコルを作成し,8薬局と合意した。その結果,疑義照会が46%削減することが可能となった。このように診療所と保険薬局でPBPMを導入するためには細かな調節が必要であり,診療所薬剤師が調整役を担うことで円滑な導入が可能であった。
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/content/article/0385-0684/45041/35