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JPY
Abstract
近年,高齢者における多疾病併存による多剤併用が問題となっている。高齢者施設において薬剤師が処方介入し,処方適正化を行うことが役割の一つである。しかし,円滑に行えている現場は少ない。今回,薬剤師からの処方介入の手順を五つ作成し,施設入所者80 名に処方介入を行った。2 年間(2015 年1 月1 日〜2016年12 月31 日)の集計結果は,薬剤師からの処方提案件数118件,医療費削減効果241万1,937円となった。薬剤師からの処方提案の目的は薬を減らすことではなく,処方適正化による患者の負担軽減である。そのためには患者の医療に対する想いを事前に聴くことが重要な要素であった。薬剤師からの患者中心の処方提案を行うことは医療の質の向上にもつながったと考えられ,処方介入の推進にも貢献できる方法であると考える。
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/content/article/0385-0684/45041/39