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JPY
Abstract
当院の緩和ケア科は緩和ケア病棟16 床だけでなく,一般病棟や療養病棟でも入院対応を行い,外来診療,連携在宅支援診療所に対する緊急時のバックアップも行っている。2014 年1 月1 日〜2016 年12 月31 日までの3 年間に1,832 例が入院し,そのうち983 例が緊急入院であった。緊急入院患者のうち378 例は在宅復帰したが,605 例がそのまま病院での看取りとなり,このうち91 例が入院後48 時間以内に死亡し,入院契機は呼吸困難と意識レベルの低下が70%を占めた。91例中36 例に在宅支援診療所の介入があり,その半数が在宅での看取りを希望していた。終末期がん患者のバックアップでは,状態悪化により療養の場に対する急な意向の変化がある可能性を理解し,その意向に合わせた療養の場の提供を迅速に行うことが必要であり,在宅から入院への移動が速やかに行える円滑な地域連携体制を構築することが重要である。
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/content/article/0385-0684/45041/45