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在宅療養者の自助力を高め災害に備える訓練のデザインと成果の検討―療養者・家族とともに進めた防災訓練の振り返り―
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JPY
Abstract
東日本大震災時,療養者・家族の自助の対応と事前対策の必要性を再認識し,2013 年から療養者・家族の自助の力を段階的に高める防災訓練をデザインした。2016年度は防災訓練の成果と構築した内容の検討を行うため,本訪問看護ステーション利用者21 名に,防災訓練実施後,訓練内容・時間,用いた資料,意識の変化,防災行動等について質問紙調査を実施した。訓練日時は全員「よかった」,所要時間は「適切」(95.2%),訓練に用いた資料は「適切」(95.2%)と評価した。意識の変化は「非常に高まった」,「まあ高まった」(85.7%),防災行動は「防災用品の点検・購入」(38.1%),「マニュアルの再確認」(19.0%)などがあった。自由記載は「訓練して安心」,「防災意識が深まった」等があった。以上から構築した内容は総合的に支持・評価され,訓練実施後,防災意識の高まり,防災行動がみられ,自由記載からも療養者,家族の自助の力を高めた成果がうかがえた。
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