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アカシジアに対してフェンタニルクエン酸塩舌下錠が症状緩和に有効であった1 例
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JPY
Abstract
アカシジアとは「足がむずむずしてじっとしていられない」を代表的な訴えとする静座不能症状であり,主に抗ドパミン作用によると考えられている。重度の場合,自殺企図の原因となることが知られている。今回,内服困難症例の薬剤性アカシジアに対してフェンタニルクエン酸塩舌下錠が症状緩和に有効と考えられた1 例を経験したので報告する。症例は50歳台,女性。胃癌,腹膜播種による癌性疼痛,嘔気のコントロール目的で緩和ケアチームに依頼となった。嘔気に対してメトクロプラミド,ハロペリドールを用いていたが,足のむずむず感,落ち着きのなさを訴え薬剤性アカシジアと診断した。疼痛コントロールのレスキューでフェンタニルクエン酸舌下錠を内服したところ,一時的なアカシジア症状の改善を認めた。
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