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JPY
Abstract
がん患者の60%以上は,がんに関する情報をインターネットから得ている。しかし,わが国のインターネット上には誤った情報や商用目的の広告などの不適切な情報を多く含まれている。検索サイトでは強力なSearch Engine Optimization(SEO)対策を施された商用サイトや有料の広告が上位に表示され,一定の医学的知識がないと情報の正否の判断が難しいものも多く,患者・家族が標準治療を受けずに間違ったがん治療に誘導されてしまうという問題が生じている。この問題を解決するためには,組織を越えた医療関係者の協働により情報を作成する体制の整備や医療者と患者のコミュニケーションの促進に加え,医療法による医療機関のネット広告の規制,検索サイト側の検索アルゴリズムの改良,患者の情報リテラシーの向上など,多面的な対応が必要であると考える。
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