No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
肺癌における免疫チェックポイント阻害薬の費用対効果,医療経済
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
非小細胞肺癌に対し免疫チェックポイント阻害薬(ICIs)の有効性が示される一方で,治療を継続することによる高いコストが懸念されている。薬剤投与期間中央値から算出したICIsの費用対効果は,これまでの標準化学療法におけるものとそれほど乖離はみられない。しかしICIs の生存曲線にはtail plateau がみられるように奏効期間が長期にわたる症例が存在し,治療期間も長くなるために高額な費用を要することが推察される。一方で,ICIsの投与により無増悪生存期間の延長や治癒が見込めるようになれば以後の医療費が削減でき,全体でみれば医療経済負担の軽減に貢献できる可能性がある。また,現状では効果予測因子であるPD-L1 においても効果が得られない症例が存在するため,さらに有用なバイオマーカーを開発することも医療経済への一助になると期待される。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/45050/781