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JPY
Abstract
経済毒性はがん患者のQOL や生存に悪影響を及ぼす。COmprehensive Score for financial Toxicity(COST)質問紙は経済毒性を評価するツールであり,米国ですでに検証されている。しかし米国以外での有用性は不明である。COST 質問紙の日本語版を作成し,愛知県がんセンター中央病院で2 か月以上化学療法を継続している20 歳以上の患者にアンケート調査を行った。12 名の患者に同意を得てアンケートを配布し,11 名(92%)から回答を得た。COST スコアの中央値は22(6〜29)であった。グレード1 は5名(45%),グレード2 は2名(18%)であった。COST質問紙日本語版は日本人がん患者の経済毒性を評価することが可能と考えられた。国民皆保険制度があるにもかかわらず,多くの日本人がん患者においても経済毒性は存在していることが示唆された。現在さらに症例を集積し,COST質問紙の妥当性やCOSTスコアに影響する因子を調査中である。
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