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乳癌患者へのアナストロゾール療法における服薬アドヒアランス評価
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JPY
Abstract
目的:乳癌術後内分泌療法におけるアロマターゼ阻害剤の有効性は多数報告されているが,服薬アドヒアランスについて詳細に評価したものは少ない。今回,当院におけるアナストロゾール(ANA)を初回治療とした閉経後原発乳癌術後患者の服薬継続率と服薬中止理由について調査した。方法:当院で,ANAを投与された遠隔転移のない原発乳癌症例102 例を対象に,服薬開始から5 年経過時の服薬継続率,無病生存率を算出した。服薬中止理由,中止後に実施された薬物療法についても調査した。結果: 5 年経過時の服薬継続率は79%(81/102)であり,他剤に変更したものを含めた継続率は88%(90/102)であった。ANAの服薬中止理由はprogressive diseaseが最多で8 例,arthritis が5 例,nauseaが3 例であった。無病生存率は92%(94/102)で,全生存率は97%(99/102)であった。結論: ANAは高い服薬継続率を示した。有害事象などで他の薬剤に変更になった場合においても閉経後乳癌術後内分泌療法の服薬アドヒアランスは良好に維持されていた。
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