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乳腺外科領域におけるNavigation手術の現状と展望―ICG を用いたセンチネルリンパ節生検の意義―
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JPY
Abstract
センチネルリンパ節生検は,乳腺外科領域での標準治療である。放射線同位元素(radioisotope: RI)を用いるRI法は標準的なセンチネルリンパ節の同定法であるが,被曝やRI の使用に当たり核医学のある施設に限られるなどの問題点が指摘されている。そのなかで,近赤外線蛍光イメージングシステムを用いたインドシアニングリーン(indocyanine green: ICG)蛍光法がわが国で開発された。このシステムはreal-time にリンパ流を確認し,センチネルリンパ節を摘出するnavigation手術を可能にした。これまでの臨床試験の結果から,このICG 蛍光法はRI 法と同等の高い同定率を示すことが明らかとなり,現在ではRI 法に代わり得る標準的な同定法となっている。今後,がん細胞を可視化するトレーサーを用いた生体イメージングによる革新的なnavigation手術の開発が期待される。
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