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人工呼吸管理下の化学療法が奏効し抜管に至った縦隔型小細胞肺癌の1 例
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JPY
Abstract
背景: 人工呼吸管理などの集中治療が必要な肺癌患者に対する化学療法の有効性や安全性は確立していない。症例: 59歳,女性。呼吸困難を主訴に近医を受診し,急激に呼吸状態が悪化したために挿管され,当院に搬送となった。造影CT で縦隔に巨大な腫瘤を認め,気管は高度に圧排されていた。頸部リンパ節生検により縦隔型小細胞肺癌と診断し,挿管人工呼吸管理下にcarboplatinとetoposideによる化学療法を行った。化学療法は奏効し,人工呼吸器離脱に至った。その後,全身状態は徐々に改善したため外来で化学療法を継続することとし,独歩で退院となった。ただし,その後の化学療法は奏効せず,診断から約7 か月後に死亡した。結論:肺癌の進行による呼吸不全で挿管人工呼吸管理を要しても,化学療法の奏効により人工呼吸器を離脱できる症例がある。
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/content/article/0385-0684/45090/1335