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小細胞肺癌に対するアムルビシン投与により低リン血症を来した1 例
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JPY
Abstract
症例は50 歳台,男性。小細胞肺癌に対するfourth-lineの治療として201X−1 年8 月よりアムルビシンを実施した。治療前の血清リン値は 2.9 mg/dL と正常であったが,2 コース目開始時に 2.1 mg/dL と grade 2 の低リン血症を認めた。4コース実施後に喉頭形成術を実施した。その後,疾患の進行により201X年6 月に治療を再開した。治療再開後はgrade 3 の低リン血症を来すようになり,10 コース目開始時に 1.1 mg/dL と低値を認めたため,薬剤師より医師にリン酸塩の内服治療を提案し実施したところ2.2 mg/dL へ改善した。リン酸塩を中止したが,血清リン値の再低下(grade 3)のため同薬を再開し改善した。本症例での低リン血症について臨床での一般的な原因は当てはまらず,アムルビシンによると考えられた。
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/content/article/0385-0684/45090/1369