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JPY
Abstract
2016 年1 月〜2017 年12 月までの2 年間に当科でパクリタキセル+ラムシルマブ併用療法を18 例に,ラムシルマブ単独療法を1 例に施行したので,それらを集計・分析し,治療成績,有害事象,課題などについて検討した。臨床効果は,CR: 0,PR: 1,SD: 16,PD: 2 であり,併用療法の全生存期間中央値は9.9 か月,無増悪生存期間中央値は4.2 か月であった。しかし(胃癌治療ガイドラインでは二次治療として推奨されているが),半数以上が三次治療以降として施行されていた。有害事象は好中球減少が対象症例19 例中13 例(68.4%)に認められ,Grade 3 以上も8 例(42.1%)と高率であった。非血液毒性は17 例(89.5%)に認められ,Grade 1,2 では食欲不振,悪心,下痢,味覚異常,末梢神経障害,脱毛,疲労などが,Grade 3 以上では間質性肺炎1 例(5.3%),高血圧が3 例(15.8%)であった。また,有害事象で治療を中止したのは,間質性肺炎の1 例と高血圧の1 例の計2 例であった。
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/content/article/0385-0684/45100/1549