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胃癌術後補助化学療法においてS-1後発医薬品内服時のみ好中球減少が軽快した1 例
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JPY
Abstract
症例は72 歳,女性。胃体上部癌に対して腹腔鏡下胃全摘を施行した。pT3,N1,M0,pStageⅡB であり,術後48 日目より補助化学療法としてティーエスワン®(TS-1)配合OD 錠の投与を開始した。1 コース目は好中球減少により7 日目以降スキップした。減量して2 コース目を行い,好中球減少を認めず完遂できた。臨床試験参加症例であり,後発医薬品の使用は認められていなかったが,患者への聞き取りで2 コース目はエヌケーエスワン®配合OD 錠が投与されていたことが判明した。3 コース目以降はTS-1 に戻して継続したが,毎コース好中球減少を認め,減量と投与スケジュールの変更を行った。後発医薬品内服時のみ好中球減少が軽快しており,先発医薬品と薬理作用の違いがある可能性が考えられた。
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/content/article/0385-0684/45110/1653