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術後急速に肝転移再発を来した十二指腸Mixed Adenoneuroendocrine Carcinoma の1 例
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JPY
Abstract
症例は62 歳,男性。黒色便,
怠感を主訴に当院紹介となった。上部消化管内視鏡検査にて上十二指腸角に約20 mm大の隆起陥凹性病変を認め,生検で腺癌と診断された。十二指腸癌の診断で亜全胃温存膵頭十二指腸切除を施行した。病理組織検査では,平滑筋層主体に核異形の強い淡好酸性胞体からなる大型のmalignant cell を認めた。Ki-67 陽性率は26〜33%,核分裂像は 40 個/10HPF であった。免疫染色では chromogranin A,synaptophysin が陽性であった。以上から,mixed adenoneuroendocrine carcinoma(MANEC)と診断した。術後早期に肝転移再発を来し全身化学療法を開始した。十二指腸原発のMANECはまれであり,その治療法については未だコンセンサスは得られていない。今回われわれは,十二指腸に発生したMANECの1 例を経験したので報告する。
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/content/article/0385-0684/45120/1747