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超音波で描出可能な乳腺生検マーカーHydroMARK®を用いた低侵襲手術の可能性の検討
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JPY
Abstract
石灰化病変に対しステレオガイド下吸引式乳房生検(ST-VAB)を施行後に,手術が必要となった場合,超音波検査(US)では病変の同定が難しく,広範囲に切除しなければならない場合がある。今回,USで描出可能な乳腺生検マーカーであるHydroMARK®(Devicor Medical Japan K. K.)を検査後に留置し,手術の際に小規模切除を試みた。HydroMARK®は,全例6 か月後までUSで良好に描出された。切除生検を施行した1 例では11 g の切除量で異形乳管過形成(ADH)と診断可能であった。一方,HydroMARK®を留置しなかった2 例では,切除量は44 g,32 g であった。5 例の全摘症例でHydro MARK®と腫瘍の最大距離を検討したところ300 mm であった。HydroMARK®は安全に留置できる超音波視認性が良好なマーカーであり,留置により病変部位を小規模かつ正確に切除することが可能になると考えられた。
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/content/article/0385-0684/45130/2096