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噴門近傍GIST に対する安全かつ簡便なNEWS変法の開発
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JPY
Abstract
laparoscopy and endoscopy cooperative surgery(LECS)関連手術としてのnon-exposed endoscopic wall-inversion surgery(NEWS)は,腫瘍を内反し切除することで胃壁の変形を軽減し,腫瘍の腹腔内播種を防ぐことができる優れた術式である。しかし切除後に粘膜欠損が残存するため,術後の遅発性の潰瘍や穿孔の懸念がある。今回,従来のNEWS に全層性の縫合を追加し,粘膜欠損部を閉鎖したNEWS 変法を開発した。症例は64 歳,女性。胃噴門前壁の25 mm のgastrointestinal stromal tumor(GIST)に対して内視鏡補助下に腫瘍の位置をマーキングした。腹腔鏡下に腫瘍周囲の漿膜切開を行い,腫瘍漿膜面に当てたスペーサーを胃壁内に埋めるように漿膜面から結節縫合閉鎖した。内視鏡下に腫瘍周囲を全層切開し腫瘍を切除した。胃粘膜欠損部を内視鏡下に確認しながら,腹腔側から3-0 V-Loc180®で全層連続縫合して寄せた。われわれの開発したNEWS 変法は,さらにハイリスクな腫瘍や十二指腸腫瘍への応用が可能である。
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/content/article/0385-0684/45130/2153