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肝動脈塞栓療法後に手術を施行した肝細胞癌破裂症例の検討
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JPY
Abstract
肝細胞癌(hepatocellular carcinoma: HCC)破裂は,未だ予後不良の疾患である。今回,過去18 年間に当科で経験したHCC 破裂症例の検討を行った。発症時年齢は48〜76(平均67)歳,男性5 例,女性1 例であった。いずれの症例も急激な腹痛あるいは意識消失で発症し,3 例がショックを呈していた。全症例で肝動脈塞栓療法(transcatheter arterial embolization:TAE)を施行することで止血が可能であった。その後,全身検索,肝予備能評価を行い,全症例で肝切除術を施行した。術後は特記すべき合併症を認めなかった。腹膜播種再発を認めた2 例は術後2 年以内に原病死しているが,3 例は再発なく経過し,うち2 例は4 年以上の無再発長期生存を得ており,症例によっては長期生存が期待できると考えられた。
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/content/article/0385-0684/45130/2235