No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
直腸癌局所再発に対して腫瘍減量および大網充填によるスペーサー手術後陽子線治療を施行した4 例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
切除不能な直腸癌局所再発に対する治療戦略として,減量手術およびスペーサーとして遺残腫瘍の周囲に大網充填を行った後,陽子線治療を施行している。本治療を行った4 症例を報告する。症例1: 55 歳,男性。他院にて局所再発治療として放射線治療および化学療法を施行したが,腫瘍増大を認め当院に紹介された。骨盤内臓全摘術およびスペーサーとして大網充填術を施行後,仙骨前面遺残腫瘍に陽子線照射を施行した。術後24 か月,肺転移再発により原病死した。症例2: 79歳,女性。局所再発に対して外科切除および放射線治療を施行されたが,再発を認め当院紹介となった。同様に減量切除および大網充填術を施行後,仙骨前面の残存腫瘍に陽子線を照射した。術後31 か月,リンパ節転移再発により原病死した。症例3:75 歳,男性。他院にて局所再発の診断で当院に紹介された。同様に減量切除,大網充填術を施行後,仙骨前面の残存腫瘍に陽子線を照射した。術後43 か月無再発生存中である。症例4: 57 歳,女性。局所再発に対して化学療法を施行中に腫瘍の増大を認め,当院に紹介された。減量切除および大網充填術を施行し,左骨盤壁遺残腫瘍に陽子線を照射した。術後11 か月,リンパ節転移再発により原病死した。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/46010/79