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JPY
Abstract
終末期症がん患者の症状を緩和するのに,臨時投与薬の果たす役割は大きい。在宅医療の現場においては,その与薬者に患者・介護者がなることが特徴である。臨時投与の流れは,① 症状発現前(準備段階),② 症状発現時(投薬時),③ 症状発現後(評価段階)の三段階に分かれる。臨時投与を適切に行うためには段階ごとに要点がいくつかあるが,なかでも与薬者をいかに医療者が支援できるかが鍵である。支援の内容としては,「起こる可能性の高い症状を前もって説明しておく」,「投与方法は具体的に伝える」,「振り返りができるように薬に関する情報は紙面に残す」,「連絡をいつでも受け,必要な時には臨時訪問するという保証を与える」などである。
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