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ミックス型診療所での在宅緩和ケア対応―患者家族と医療者のコンフォートのために必要なこと―
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JPY
Abstract
コンフォートセットは狭義には終末期症状緩和に使用する薬剤のセット内容であるが,当然のことながら,① 終末期をそうした薬剤を使用しながら自宅で過ごすことへの希望,了解,説明などいわゆるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の実践が不可欠であり,訪問開始後も状況に応じて行うが,当院では開始前の在宅相談を患者家族と「ガイド」となる医師とのチーム形成の手段として重視している。② 薬剤の供給・在庫の方法については調剤薬局による訪問薬剤管理指導の導入が望ましいと考えており,当院のがん患者の98%が利用している。また,注射薬やそのデバイス,緊急薬は即応できるように院内在庫を持っている。③薬剤を使うべき状況であることを把握,実施する方法については訪問看護とのシームレスな連携が必要で,当院のがん患者はすべて院内看護師による訪問看護を受けている。在宅終末期ケアでの「患者・家族と医療スタッフのコンフォート」のために,これまでの実践で重要なポイントだと思われる点について述べた。
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