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JPY
Abstract
目的:大腸癌イレウスにおいて,病変を切除するに当たり減圧を先行すべきか否かを明らかにする。対象: 2006 年1月〜2016 年8 月に大腸癌イレウスに対して切除を行った83 例を対象とした。十分な減圧を行った後に切除を行った群(以下,減圧群)と減圧されずに切除を行った群(以下,非減圧群)に分け,① 大腸癌周術期の臨床学的因子,② StageⅡ,Ⅲの予後について検討を行った。結果:① 減圧群50 例,非減圧群は33 例であった。非減圧群で右側大腸が多く,減圧群で手術時間が長く,出血量が多く,入院期間が長かった。また,左側大腸癌イレウスでは重症合併症は非減圧群で有意に多かった。②DFS,OS は,ともに有意差は認めなかった。左側大腸癌イレウスに限るとOSは有意差を認めないものの,DFS は減圧群で良好であった。結語:左側大腸癌イレウスでは減圧してからの切除が望ましい。
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/content/article/0385-0684/46020/318