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GC 療法が著効しCR となった肝内胆管癌術後肝転移の1 例
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JPY
Abstract
症例は69 歳,男性。肝前区域を主座とし,肝内転移,肝門部浸潤を伴った肝内胆管癌のため,2012 年7 月PTPE 後に肝右三区域切除および門脈合併切除,左肝管空腸吻合術を施行し,S-1(80 mg/body 2 週投与1 週休薬)による補助化学療法を施行し経過観察していた。術後3 年のCT で肝S3 に径1 cm 大の辺縁が造影されるLDA を認めた。病変が小さく経過観察したが,CA19-9 およびDUPAN-2 が上昇しCT で腫瘍増大を認めたため肝生検を施行し肝転移と診断した。残肝深部にあり切除不能と判断し,2016年 2 月よりGC 療法(GEM 1,000 mg/m / 2,CDDP 25 mg/m2 2 週投与1 週休薬)を開始した。3 コース終了後のCT で,PR の腫瘍縮小効果と腫瘍マーカーの低下を認め治療を継続した。末梢神経障害が強くなった12コース終了時点のCT で肝転移巣は消失し,CR の腫瘍縮小効果を得た。末梢神経障害が軽減した後,S-1 療法を再開し現在も治療継続中である。術後6 年のCT では肝転移巣は完全に消失し,CRを維持したまま経過観察中である。
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/content/article/0385-0684/46020/360