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JPY
Abstract
胃神経内分泌癌(neuroendocrine carcinoma: NEC)は胃悪性腫瘍全体の約0.6%とまれな疾患で,予後は極めて不良とされている。今回,2011年11 月〜2017年3 月までに経験した胃NEC 6 例に関して,臨床病理学的に検討を行った。年齢は平均73.3歳で,胃癌取扱い規約第14 版に基づいて分類するとStageⅠA 1 例,StageⅡB 1 例,Stage ⅢA 2 例,Stage Ⅳが2 例で,3 例に通常型腺癌との併存を認めた。手術は4 例で施行し,全例で胃全摘術が行われた。手術を施行した4 例のうち3 例で術後に肝転移を認めた。NEC はリンパ節転移や肝転移を伴うことが多く,根治術困難な症例が多い。化学療法は小細胞肺癌に準じて行うのが推奨されているが,腺癌に準じて行っている報告もあり未だ確立されていないのが現状である。手術と組み合わせた集学的な治療戦略を考える必要がある。
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/content/article/0385-0684/46030/467