No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
80歳以上早期胃癌に対する治療成績と治療方針―ESD非治癒切除症例をどうするか―
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
80 歳以上の早期胃癌に対する胃切除の治療成績を明らかにするとともに,80 歳以上のESD 非治癒切除症例の追加胃切除の意義を検討した。80 歳以上の早期胃癌手術症例90 例およびESD 後非治癒切除と判定され,経過観察した20 例と追加胃切除を施行した8 例を分析した。胃切除は88 歳まで施行され,84 例(93.3%)がpStage ⅠA であった。3 年生存率83.9%,5 年生存率60.4%で,他病死28 例,他癌死4 例,在院死1 例であった。ESD 非治癒切除症例はT1a 6 例,T1b1 9例,T1b2 13 例で,追加胃切除が8 例に行われたが癌遺残1 例で,リンパ節転移は認めず,3 年生存率100%,5 年生存率60%であった。経過観察群は2 年生存率83.3%で胃癌による死亡は認めなかった。高齢者早期胃癌では他病死比率が増加するため術後のQOL も考慮すると,ESD後の追加切除対象はかなり限定されるであろう。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/46030/490