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三次治療としてのアムルビシン単剤による化学療法で長期生存を得ている再発性浸潤性胸腺腫の1 例
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JPY
Abstract
症例は68 歳,女性。12 年前に浸潤性胸腺腫と診断し,化学放射線療法(アドリアマイシン+シスプラチン+ビンクリスチン+シクロホスファミド: ADOC)+放射線照射(62 Gy)後11 年経過して再発した。二次治療のカルボプラチン+パクリタキセル(CP)療法は効果が乏しく,早期に原発巣の増大と胸膜炎を発症した。三次治療としてアムルビシン単剤にて治療し良好な病勢制御を得た。重篤な有害事象は認めず忍容性は良好で,本稿執筆時には21 コース施行後であるが依然としてcomplete response(CR)を維持している。再発性胸腺腫に対して有効性の証明された二次治療以降の化学療法レジメンは存在しない。アムルビシン単剤治療は副作用が軽微で長期生存を期待できる有効な治療選択肢となり得る。
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/content/article/0385-0684/46040/697