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乳癌術後経過観察に超音波検査が有用であった異時性多発乳癌の1 例
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JPY
Abstract
乳癌術後の経過観察にはマンモグラフィ検査が推奨されている。今回,術後8 年6か月後に対側乳房に発症した早期乳癌の発見に超音波検査が有用であった症例を経験したので報告する。症例は72 歳,女性。63 歳時に右乳癌の診断で乳房部分切除術およびリンパ節郭清術を施行された。病理組織診断は硬癌であった。術後補助化学療法と放射線治療を受けた後,定期的に経過を観察されていた。術後8 年6か月後の検査でマンモグラフィでは有意な所見が描出されなかったが,超音波検査で対側乳房に腫瘤性病変が描出された。確定診断のため外科的生検術を施行し,粘液癌と診断された。乳癌罹患歴陽性症例は異時性多発乳癌の発症率が高いことが知られており,早期発見には超音波検査による定期的なスクリーニングが有用である可能性が示唆された。
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