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JPY
Abstract
頭頸部扁平上皮癌(SCCHN)の治療においてプラチナ製剤は薬物療法のキードラッグであり,再発・転移SCCHNに対する標準的な初回薬物療法として確立している。しかしプラチナ製剤は患者の負担も大きく,効果が期待される患者にのみ使用することが望ましいが,SCCHN におけるプラチナ抵抗性の定義があいまいであることから明確な治療指針が確立されていなかった。一方,抗ヒトEGFR モノクローナル抗体に加え,新たな薬剤である免疫チェックポイント阻害薬のSCCHN における有効性が確認されたことから,プラチナ製剤に依存していた従来の治療から患者個々に最適な薬剤を選択することが求められている。そこで,本稿ではSCCHN におけるプラチナ抵抗性の定義を明確化するとともに,プラチナ抵抗性患者に対する新しい治療選択肢として期待される免疫チェックポイント阻害薬の使用方法について最新の知見に基づき概説する。
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/content/article/0385-0684/46050/885