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胃癌骨髄転移に対する低用量S-1+Docetaxel併用療法の治療経験
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JPY
Abstract
症例は77 歳,女性。腰痛を主訴に来院し,骨髄転移を伴う進行胃癌と診断された。S-1+docetaxel(TXT)併用療法を開始したが,Grade 4 の血液毒性と敗血症を併発しADLの低下を来した。このため2 コース目からは40% doseと大幅な減量を行ったところ,大きな有害事象なく治療継続が可能で11 か月間病勢の悪化を認めなかった。しかし6 コース目で再度Grade 4 の血液毒性と敗血症を併発し,治療の継続が困難となった。以降はS-1 単独療法とするも奏効せず,診断から約1年5 か月で死亡した。治療に対する忍容性と抗腫瘍効果の観点から,低用量S-1+TXT併用療法は胃癌骨髄転移に対する有効な選択肢の一つと考える。
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