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JPY
Abstract
2015年10月に厚生労働省より公表された「患者のための薬局ビジョン」には,三つの薬局機能が示され,その一つに在宅医療が明記されている。1994年に薬剤師の在宅患者訪問薬剤管理指導が制度化されたが,それ以前より当薬局では服薬や生活の状況が気になる患者に対し訪問活動を行ってきた。その経験を踏まえ制度化後に在宅患者訪問薬剤管理指導を取り組むに当たり,かかりつけ薬局として処方箋調剤・健康相談活動等の様々な業務を担うなかで,在宅医療を推進するための体制について検討した。薬剤師の経験年数や勤務体制,効率性・生産性,かかりつけ薬局としての役割などについて考慮した結果,患者宅1 件につき担当薬剤師2 人制とすることで在宅医療への支援体制を構築した。また,薬局全体として外来での処方箋調剤と並行して在宅訪問の業務にかかわり,通院から在宅までを切れ目なく連続して患者をフォローしていくことが,地域におけるかかりつけ薬局としての役割を担うことにつながると考えた。
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/content/article/0385-0684/46061/104