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外来看護管理者の在宅療養支援の実態と地域連携への意識に関する調査
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JPY
Abstract
入院期間の短縮は,セルフケア能力が確立していない状態での退院患者や介護力の低下した家族が増えることを意味し,外来看護師の役割は大きくなっている。本研究では,外来看護師の在宅支援の実態と地域連携への意識に関する調査を行い,外来看護師の役割を明らかにすることを目的とした。大阪府下の公表されている入院施設をもつ一般病院の外来看護管理者を対象に,質問紙調査を郵送法により実施した。質問紙の回収率は16.5%であった。外来看護の課題ではマンパワー不足を課題とする病院が最も多かった。医療専門職スタッフの活用や認定看護師,専門看護師の配置により看護提供に努めていたが,スタッフの勤務体制や配置基準など看護の質の確保に苦慮している実態が明らかになった。看護の質が担保できない理由として,患者のレジネスが把握できないこと,看護以外の業務量の多さから時間が確保できないこと,看護量が決まらないことがあげられていた。看護の質の担保のために,認定看護師の配置や看護外来の設置の工夫がみられたが,院内の看護連携の課題がみられるなど地域連携の不十分な実態が明らかとなった。待ち時間の短縮や処置の集中化,業務の円滑化の工夫など看護師の業務量が多いことが影響していると考えられた。
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/content/article/0385-0684/46061/125