No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
がん緩和ケアにおける末梢挿入式中心静脈カテーテルの有用性
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
末梢挿入式中心静脈カテーテル(peripherally inserted central venous catheter: PICC)は従来の中心静脈カテーテルに比べ挿入に伴う重篤な合併症の危険性が低いとされ,近年広く用いられるようになっている。当院でがん緩和ケアを受ける患者で超音波ガイド下にPICC を留置した症例に関し安全性と有用性を検討した。PICC 留置を試みた42 例のうち40 例(95.2%)で留置に成功した。9 例(22.5%)で合併症を生じたが,重篤な合併症は生じなかった。30 例でがんの増悪による死亡まで輸液や薬剤の投与経路として活用することができた。留置期間の中央値は25(範囲1〜126)日であった。がん緩和ケアを受ける患者においても超音波ガイド下でのPICC 留置は安全で有用な方法であることが示唆された。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/46061/135