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高用量5-FU による高アンモニア血症を来した1 例
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JPY
Abstract
切除不能進行大腸がんに対して高用量の5-FU を含む化学療法を投与した後に,高アンモニア血症を来す症例が知られている。症例は81 歳,女性。S 状結腸癌穿孔,汎発性腹膜炎の緊急手術後,pT4bcN2M1(多発肝転移),stage Ⅳ,KRAS:mutant の診断で切除不能進行再発大腸がんとして,術後mFOLFOX6+Bmab 療法4 コース目を開始した48 時間後に意識障害JCS Ⅲ-300となった。高用量5-FU を中止したところ速やかに意識障害は消失した。高アンモニア血症の主因が高用量の5-FU 製剤によるものと考えられたため,後治療としてXELOX+Bmab 療法を開始したところ,高アンモニア血症の発現なく8コース施行し経過観察中である。
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