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JPY
Abstract
ケミカルコーピングは乱用や依存の初期段階との考え方もあり,ケミカルコーピングの頻度や訴え,危険因子を把握することが重要である。本検討では緩和ケアチームに新規依頼となったオピオイドを使用している549 名を対象とし,後方視的に観察研究を行った。その結果,549名中13 名(2.4%)の患者でケミカルコーピングを認めた。訴えの内訳として,6名(46%)で気分が楽になるから,2 名(15%)で不安だから,2 名(15%)で眠れるから,2 名(15%)で何となく,1名(8%)で落ち着くからというような割合であった。ケミカルコーピングと診断された各々の患者の特徴としては,余命3 か月以内,1 年以上のオピオイド内服期間,1 年以上の疾病罹患期間,不安や譫妄,抑うつなどの精神症状を高頻度に有していた。また良性疾患の1 名は,オピオイド依存への移行を認めた。
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/content/article/0385-0684/46061/60