No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
National Clinical Databaseの癌医療における活用
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
医療の質向上を目的とした臨床データベース事業として,2011 年から外科専門医制度と連携したNational ClinicalDatabase(NCD)の登録が始まった。消化器外科領域の主要9 術式についてはNCD データからリスクモデルが構築され,feedback機能として症例ごとに術後短期成績(死亡率,合併症率)が予測できる。施設の成績も全国平均や都道府県の成績と比較できる。NCDデータを解析することで,専門医の手術への関与や施設の年間手術症例数が手術死亡率に影響していることも明らかになった。NCD は開始当初より一部の臓器癌に対しては癌の詳細情報が登録され,2012 年からは乳癌登録・膵癌登録も開始され,種々の癌種で臓器がん登録のNCDへの実装が進んでいる。登録の悉皆性を高め,長期予後を加えることでわが国の癌治療を改善していくことが期待される。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/46070/1087