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エルロチニブと胃酸抑制薬の併用状況調査とそれらの薬物間相互作用に関する医師の意識調査
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JPY
Abstract
エルロチニブは非小細胞肺がんの薬物治療において重要な位置付けにある薬剤であるが,胃酸抑制薬(gastric acidsuppressing medication: AS)との薬物相互作用により,AUCおよびCmaxが低下することが報告されている。そこでわれわれは,エルロチニブが開始された患者のAS 併用状況を調査し両薬剤の薬効への影響を小さくするために,エルロチニブを朝食間,H2受容体拮抗薬を夕食後または就寝前に服用する方法を検討した。これを日常診療においてエルロチニブを処方する医師に提案し,併せて薬物相互作用に対する意識調査を行った。その結果,29%の医師は薬物相互作用を「懸念していない」と回答したが,提案した服用方法に対しては81%の医師が「検討する」と回答し,多くの医師が薬剤師からの提案を受け入れた。薬剤師が医薬品情報を分析し,薬学的根拠をもって医師へ提案することは医師からの期待にこたえるものであり,発揮すべき薬剤師の職能であると考えられた。
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