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High-Risk StageⅡ大腸癌に対する術後補助化学療法の妥当性の検討
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JPY
Abstract
背景: high-risk Stage Ⅱ大腸癌に対する術後補助化学療法については有効性が示されていない。当院におけるhighriskStageⅡ大腸癌に対する術後化学療法の妥当性を検討した。方法: 2013 年10 月〜2018年3 月までの間に当院で施行した大腸癌手術症例のうち,high-risk Stage Ⅱと診断した99 例を後方視的に検討した。術後化学療法施行群と非施行群に分類し,術後長期成績を比較した。治療成績はoverall survival(OS)およびrecurrence-free survival(RFS)を算出し比較した。結果:全体の36 例(36.4%)が施行群であった。施行群では非施行群と比較して有意に年齢が若く(p<0.010),ASA-PS(p<0.010),術前Hb値(p<0.010),術前Alb 値(p<0.010)が良好であった。再発高リスク因子は両群間で差を認めず,レジメンは内服薬のみのレジメンが多かった。OS およびRFS は両群間で差を認めなかった。結語:当院で施行したhigh-riskStage Ⅱ大腸癌に対する術後補助化学療法の妥当性は示されなかった。レジメンの内容や化学療法適応患者の基準について検討すべきと思われた。
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