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化学療法中に壊死した胃癌術後再発リンパ節が胃に穿破した1 例
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JPY
Abstract
症例は63 歳,男性。2011 年11 月,胃癌の診断で幽門側胃切除を施行された。病理検査結果は,tub2>por1,pT3N2M0,Stage ⅢAの診断となった。術後補助化学療法としてS-1 内服を開始したが,2012 年8 月,CTで膵頭部背側に3 cm 大の腫瘤が出現した。EUS-FNA で胃癌術後リンパ節再発と診断され,11 月より CDDP/CPT-11 療法を開始した。2013 年 1 月に発熱を呈し,CT,内視鏡検査で残胃後壁に膿瘍が穿破した所見がみられた。その後,化学療法は行わず経過観察としているが,術後6 年再発なく経過している。胃癌術後に再発したリンパ節が化学療法中に壊死・膿瘍形成し,胃内に穿破することで消失し長期生存している症例であり,非常にまれな病態であると考えられた。
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/content/article/0385-0684/46090/1437