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JPY
Abstract
白金錯体系抗悪性腫瘍薬のオキサリプラチン(l-OHP)は,結腸・直腸癌,胃癌の治療におけるキードラッグである。しかしアレルギー反応の発現により,治療の継続が困難になる症例を経験する。当院ではGrade 2 までの軽度のアレルギー発現例に対してアレルギー対策版レジメン(アレルギーレジメン)を登録し使用している。今回,当院アレルギーレジメンの有効性と安全性について後ろ向きに調査を行った。2017 年1〜12 月までにアレルギーレジメンの使用を開始した患者は22例であり,アレルギー発現までの投与回数中央値8 回,l-OHPの累積投与量中央値は700 mg/m2であった。アレルギーレジメン使用により22 例中18 例(82%)でl-OHP の投与継続が可能となった。アレルギーレジメン使用による有害事象は眠気のみであり,当院アレルギーレジメンの有用性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/46100/1543