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集学的治療によりCR を得た多発肝転移を伴う大細胞型胃内分泌細胞癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は64 歳,男性。2009年6 月に上部消化管内視鏡検査にて進行胃癌と診断された。生検の組織学的検査では低分化型腺癌であった。CT では多発肝転移とLN#7 のbulky なリンパ節転移を認めた。肝転移巣は切除不能と判断したため,2009年7 月よりS-1/CDDP の投与を開始した。6 コース施行後,肝,リンパ節転移はPR であったが,主病巣はPD であった。2010年3 月から化学療法をbi-weekly CPT-11/CDDP に変更した。しかし主病巣はさらに増大し,出血を起こしてきたため幽門側胃切除術を行った。切除標本の組織学的検査は大細胞型内分泌細胞癌であった。術後 CPT-11/CDDP を再開したが,腎機能障害を認めたため2011年6 月からCPT-11単独投与に変更した。その後,肝S4-5の転移巣が増大してきたため同年11月よりweekly PTX に変更した。2コース施行したが,さらに増大を認めたため肝S4-5 部分切除術を施行した。術中検索ではその他の肝転移および再発は認めなかった。肝切除後は化学療法を行わずに経過観察を行っているが,現在も再発を認めていない。
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/content/article/0385-0684/46100/1577