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膵癌切除4 年3 か月後に肺転移を来し切除した1 例
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JPY
Abstract
症例は68 歳,男性。2011 年10 月に膵頭部癌に対して膵頭十二指腸切除を施行した(T3N1M0,Stage Ⅲ)。術後はgemcitabineとS-1による補助化学療法を6 か月間行い,S-1 の内服を1 年間行った。2016 年1 月,胸部CT検査にて右S7,S10の2 か所に腫瘍性病変を指摘され,胸腔鏡下肺部分切除を施行した。病理では両病変ともに管状腺癌で,4 年前に切除した膵癌組織と同一であり膵癌の転移と診断された。術後,S-1 の内服を再開するも癌性腹膜炎を発症し,2018 年6 月死亡した。膵頭十二指腸切除後,6 年8 か月,肺切除後2 年5 か月の経過であった。膵癌術後4 年目に肺転移を来し,切除にて生存期間の延長が得られた1 例を報告する。
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/content/article/0385-0684/46100/1581