No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
制吐薬適正使用ガイドライン(2018 ver. 2.0)と標準的治療
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
2010 年に日本癌治療学会の制吐薬適正使用ガイドラインの初版が発刊され,2015年10 月に第2 版の改訂版が発刊された。さらに2018年Web改訂版ver. 2.2が作成され,今回その改訂のポイントを解説する。2018 年の改訂では2015〜2018年のエビデンスが追加されている。ポイントはMEC においてカルボプラチンを含むレジメンと非カルボプラチンレジメンに分けて,カルボプラチンを含むレジメンをHECと同様にNK1受容体拮抗薬,5-HT3受容体拮抗薬,ステロイドの3剤を推奨した。また,オランザピンが制吐薬としての公知申請により,2017 年6 月から他の制吐薬との併用において成人では5 mgを1 日1回経口投与(患者の状態により1 日10 mgまで増量可能),最大6 日間を目安として承認された。さらにMECに対してNK1受容体拮抗薬を使用しない場合,パロノセトロンを併用するという条件下でday 2〜3 のステロイドの省略が可能であるとされた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/46110/1683