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FoundationOne®CDx 検査を用いたがんゲノム解析の臨床的有用性(PROFILE-F Study)
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JPY
Abstract
背景: FoundationOne®CDx はすでにFDAによって承認されているがん遺伝子パネル検査であるが,日本人の患者における臨床的有用性は報告されていない。そこで,FoundationOne®CDx の日本人における臨床的有用性を調べた。方法: 前治療を受けた日本人の進行固形がん患者43 例(46 検体)をFoundationOne®CDx を用いて2018 年9 月〜2019 年1 月の間に検査した。結果:患者43 例の年齢は中央値63(18〜82)歳,男性24 例,女性19 例であった。主要ながん種は,肝胆膵8 例およびその他の消化器系8 例であった。2019 年1 月17 日までにゲノムキャンサーボードが完了した27 例すべてが分析可能であり,検出された遺伝子変異数(VUSを除く)は1例当たり平均4.3(0〜14)個であった。27 例のうち少なくとも一つ以上の遺伝子変異が26 例(96%)に見つかり,26 例すべてに治療薬の候補が存在する変異が見つかった。うち4 例(15%)において遺伝子変異に対応した治療が行われた。治療候補薬の治験が日本で実施されていた症例のうち,実際に治験に参加した症例は1 例のみであった。試験に参加しなかった最も一般的な理由は,病状悪化・PS 低下(33%)であった。結論:FoundationOne®CDx は日本人の様々ながん種において遺伝子変異を検出できることが示された。
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/content/article/0385-0684/46110/1715