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空腸 GIST 術後再発術後 10 年目の再々発病変に対し切術を施行した 1 例
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JPY
Abstract
症例は 75 歳,男性。63 歳時に空腸消化管間質腫瘍(gastrointestinal stromal tumor: GIST)に対し切除術を施行した。 2 年目に肝転移,腹腔内再発を認め,肝部分切除,腹腔内腫瘍切除術を施行した。再手術後はイマチニブ内服にて経過観察を 行っていたが,再手術後 10 年目に腹腔内再発と肝転移を疑う病変を認め,再々切除術を施行した。腹腔内腫瘍は免疫組織染 色で c-kit 陽性で,再発 GIST の診断となった。肝腫瘍は angiomyolipoma の診断であった。GIST の再発に対する手術は, GIST 診療ガイドライン上は局所再発のみと一部の切除可能肝転移に適応があるとされている。一方で再発転移 GIST はイ マチニブ単独治療で完治は望めず,再発病変に対して切除を行うことにより長期予後を得られた症例の報告を認める。GIST 再発に対しては再切除術の適応を考慮しつつ化学療法を含めた集学的治療を検討することが,長期予後を得るために必要と考える。
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/content/article/0385-0684/46130/1943