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開胸下経横隔膜穿刺にてラジオ波焼灼療法を行った肝細胞癌の 1 例
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JPY
Abstract
症例は 73 歳,男性。1999 年 9 月,C型肝炎に対するインターフェロン治療後のフォローアップ中に,肝後区域(S6) に腫瘍を認めた。S6 亜区域切除を施行し,術後病理組織学的検査で肝細胞癌(hepatocellular carcinoma: HCC),moderately differentiated carcinoma,pT2N0M0,pStage Ⅱ(UICC TNM 第 7 版)と診断された。その後,二度の再発を認め,肝動脈 化学塞栓療法(TACE),経皮的エタノール注入療法(PEI),ラジオ波焼灼療法(RFA)などの局所療法を行った。2009 年 4 月,肝後区域(S7)に三度目の再発を認め,RFA を試みたが適切な穿刺ルートが得られなかったため,開胸下経横隔膜穿刺で RFA を行った。術後 3 年で肝外側区域(S2 /3)に再発を認めたが,初発から約 16 年の長期生存が得られた。経皮的な RFA が施行できない症例に対し,開胸下経横隔膜穿刺での RFA が奏効した症例を経験したので,若干の文献的考察を加え 報告する。
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/content/article/0385-0684/46130/1963