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S 状結腸癌術後多発リンパ節転移に対し重粒子線治療を含む集学的治療を施行した 1 例
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JPY
Abstract
症例は 30 歳台,女性。2015 年 9 月に S状結腸癌にてハルトマン手術を施行された。Stage Ⅳ,pT4b,N1b,M1b(肝, 肺)であった。術後 FOLFOX+cetuximab(Cmab)6 コース,FOLFOX+bevacizumab(Bmab)4 コースの後,2016 年 3 月に肝転移に対してラジオ波焼灼術(RFA)+肝部分切除を施行された。術後 FOLFOX+Bmab を継続したが,肝肺転移の 増大,大動脈周囲リンパ節,左鎖骨上窩リンパ節転移の出現を認めたため,progressive disease(PD)の判定にて 12 月より FOLFIRI+ramucirumab(RAM)を開始した。約 2 年間継続し,2018 年 11 月の画像診断で肝肺転移は同定されず,大動脈 周囲リンパ節,左鎖骨上窩リンパ節の増大を認めたため,局所制御のため左鎖骨上窩リンパ節の郭清を行った。腎静脈レベ ルから腸骨動静脈分岐よりやや足側まで数珠状に連なる大動脈周囲リンパ節に対しては郭清困難と判断し,重粒子線治療を 行う方針とした。集学的治療により長期生存を得ている症例を経験したので,重粒子線治療を中心に報告する。
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/content/article/0385-0684/46130/1978