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JPY
Abstract
症例: 79 歳,男性。経過: 約 1 年前より,食欲不振,全身w怠感を認めていた。近医を受診したところ,高カルシウム 血症を認めた。頸部エコー検査では,甲状腺の右葉上極背側に腫瘤を認めた。MIBI シンチグラフィでも,甲状腺右葉上極背 側に hot spot を認めた。以上より,副甲状腺腫による原発性副甲状腺機能亢進症の診断で手術目的に当科紹介となった。 intact PHT(iPTH)は 919 pg /mL であった。腫瘤摘出術施行し,右上極の副甲状腺は 6.9 g であった。大きさ 4×2.5×1.3 cm であった。iPTH は 25 pg /mL と低下した。血清カルシウム値も 11.2 mg/dL まで低下した。まとめ: 巨大副甲状腺腫の定義は,3.5 g 以上といわれているが,それを上回る大きさであった。さらに局在診断が的確にできたことで縮小手術で副甲状腺腺腫を摘出することができ,高齢者ではあったが手術を施行したことは有効であると思われた。
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/content/article/0385-0684/46130/2051