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多施設アンケート調査に基づき検討した癌治療に対する緩和ケアの現状
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JPY
Abstract
緩和ケアの現状について兵庫県大腸癌治療研究会に所属する 34 施設からのアンケートを基に評価した。29 施設 (85%)で緩和ケアチームを有したがチーム構成要員にはばらつきがあり,精神科医や管理栄養士,医療ソーシャルワーカー,臨床心理士,リハビリテーションにかかわる専門職の参加は 50%以下であった。緩和ケアチームによる積極的な対象患者のスクリーニングを行うシステムが 10 施設(29%)であった。治療担当医から緩和担当医へのコンサルトのタイミング は,化学療法終了時(46%)が最も多かったが化学療法導入時以後様々であった。非薬物療法として,多くの施設で緩和手術や放射線療法も積極的に検討する方針であった。本調査では,緩和ケアチームの設置が一般化してきていたがその構成や活動状況については多様性がみられ,緩和ケアのシステム化の発展段階にあることが示唆された。
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