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ED チューブを用いた栄養療法と SOX 療法で根治切除を施行し得た局所進行胃癌の 1 例
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JPY
Abstract
通過障害を伴う極度の低栄養状態の進行胃癌症例に対して,ED チューブを用いた栄養療法を行いながら化学療法を施行することにより根治切除し得た 1 例を経験した。症例は 66 歳,男性。食事摂取不良にて当院を受診した。BMI 13.5, PNI 33.8 と高度のるい痩,低栄養状態であり緊急入院となった。膵尾部,脾臓,横隔膜に浸潤する噴門部癌(U,type 3, tub2,cT4bN3M0,cStage ⅢC,HER2 score 0)と診断した。腫瘍による通過障害のため,ED チューブを留置し経管栄養を行いながら,SOX 療法を 3 コース施行した。腫瘍は縮小したため,開腹胃全摘術,D2 郭清,膵体尾部・脾・横隔膜合併切除 を施行した。病理診断では ypT4aN1M0,ypStage ⅢA であり,組織学的効果判定は Grade 1 であった。術後補助化学療法を 6か月施行し,術後 3 年現在も無再発生存中である。
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/content/article/0385-0684/46130/2422