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抗がん剤を被疑薬として行った薬剤リンパ球刺激試験結果と再投与の調査
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JPY
Abstract
一宮市立市民病院にて2013 年1 月1 日〜2017 年12 月31 日の間に,抗がん剤を被疑薬として薬剤リンパ球刺激試験(DLST)を行った患者は21 名で,DLST 陽性7 名(33.3%),陰性は14 名であった。また,PHA値について検討した結果では21 名中2 名のみが低値であり,免疫能は保たれていた。陽性判定後に再投与されていたのは薬疹疑いの2 名で,1名はletrozole を再投与したが再燃にてexemestane へ変更,もう1 名はlenalidomide を減量およびprednisolone(PSL)併用にて投与し再燃はなかった。陰性判定後の再投与は7 名で,いずれも再燃はなかった。今回の調査から,DLST陽性例においても副作用の種類や各種対策により再投与可能なケースがあることが確認された。しかしDLST結果は原因検索の一指標であり,再投与においては他の診断法を加味し慎重に検討することが重要である。
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